第2世代の酵素玄米(レシピ無料公開)

腸内環境を健やかにする「糠」を毎日の食生活でと入りれることは、自然治癒力、免疫力UPにつながります。まだまだ広がるコロナなど様々な感染症にも、腸内環境の力は不可欠と言われています。ぜひ、一度お試しください。


第2世代の酵素玄米は、どこのご家庭にもある炊飯器の玄米モード活用することで、ご自宅の炊飯器でカンタンに酵素玄米風のご飯となります。

今まで、酵素玄米が遠い感じがしていた人も、「重そうあずき玄米」で

身近な健康玄米ご飯になります。

腸内環境を健やか!健康への近道です。

 この「重そうあずき玄米」は、長岡式酵素玄米を普及する仕事をする中で生まれたものです。

一般の玄米より柔らかく、消化しやすく食べやすいもので、長岡式酵素玄米に近い味わいをつくります。

この玄米ご飯の特徴は「重曹」を使うことにあり、「重そうあずき玄米」と名付けました。

重曹はさまざまな場面で健康の役に立つとのことで試作して満足のゆくレシピが出来上がりました。

独特のうまみと風味は、正統派(元祖)長岡式酵素玄米ゆずり、小豆と塩を使用して炊飯するのは正統派(元祖)長岡式酵素玄米と同じで、第2世代の酵素玄米と私は考えています。

 

 生まれた背景

毎月開催している私の講習会に参加された方には、器材が必要で費用がいるし、台所も狭い…などの理由で断念されることが多いこと。でも、これならすぐにでもできます。もちろん、正統派(元祖)の長岡式酵素玄米の方が美味しさ、健康効果は上でしょう。しかし、普通の玄米よりも、また、白米よりも美味しさと健康効果はこちらの方が上のはず。

 

「重曹」とは

炭酸水素ナトリウムのことです。注意、炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)とは違います。また、お掃除用の重曹は使わないでください。薬局などで販売されているものをお使いください。

・第三類医薬品の重曹は薬局でお求めください。

・野菜のアク抜き・脱臭の重曹。これも、薬局でお求めください。  

・スーパーの製菓コーナーにて販売されています。べーキングパウダーは50g85円とお手頃価格。

※薬局やスーパーで販売されています。重曹はいろんな会社が出しています。

分量を1g単位で正確にはかりお使いください。そのために計量器具などで計ってください。

・シリコーンタイプのホイッパーは、炊飯器の内鍋を傷つけないためです。

・一般的な炊飯器。写真は一例です。できれば玄米モードがある炊飯器でお試しください!

・タニタ クッキングスケール。2kgタイプ。正確に計ることで、次からの炊飯のお米の固さの調整ができます

・ご自宅にある炊飯器と保温ジャーを使います。IH電子炊飯器ジャー、またはご愛用の圧力鍋でも可。

・圧力鍋の場合はそのマニュアルに書かれている「玄米の炊き方」をよく読み、それを基に以下のレシピを応用してください。

・ザル/玄米を洗うときに使うので、炊飯器の内鍋の口径よりも広いものが必要。ステンレスザルがおすすめ。 

材料と作り方    まずは、玄米3合炊飯から!

  2合炊飯 3合炊飯 4合炊飯 5合炊飯

玄米 

180㏄を2杯

180㏄を3杯 180㏄を4杯 180㏄を5杯
小豆 20g 30g 40g 45g
2g 3g 3g 4g
重そう 2g 3g 3g 4g
(玄米+小豆)×1.6~1.7 出来れば、浄水器の水(ポット型でOK)
  ※正確に計り、一度作ったら、ご飯の固さ、柔らかさを次回から水の量で加減しお好みの柔らかさにしてください。

玄米

 1合カップ(180㏄)にふんわりと軽く注ぎ、定規でカップのこ小口を削るのが正確な1合です。1合は140~150g。新米を推奨。
小豆  小豆は、小粒が良い。大納言小豆を使うときは浸水時間を3時間は必要かと思います。
 お塩は、1㎏/1000円前後の、上質の自然塩がおすすめ。
重そう  上記に説明する重曹(タンサン)。お掃除用の重曹は使わない。
水      できれば、洗米から浄水器の水を使用してください。(ポット型でOK)

 

<作り方、詳細>

1 お使いの炊飯器の内鍋に玄米と小豆を入れて水を注ぎ、ホイッパーで米と小豆を一緒に洗う。

  水を注いで、こぼれないようにゆっくりと20~30回ほどかき回す。2回行う。

2 玄米と小豆をザルに入れて、内鍋の上に置いて、ホイッパーで洗う。

※上記の洗い方でなくとも良いです。ホイッパーを使うのは長岡式のやり方です。こだわらなくともよい。玄米の洗米は、白米のように研ぎません。基本的にうわべに付着したホコリをとる程度です。

3 あらかじめ炊飯器の内鍋の重さを計っておいて、玄米と小豆が入ったまま計る。

玄米と小豆を足した重さに1.6~1.7倍の水をそそぐ。(2分づき玄米は1.3倍の水をそそぐ)

4 塩と重曹を入れて、約2分ほどかき回す。水が濁るくらいがよい。

5 浸水時間6時間~12時間。予約機能で、夜にセットすれば翌朝に炊き上がる。朝セットすれば帰宅時には出来上がる。

6 炊き上がったら、約1分ほどかき回し全体が外気に触れるようにする。炊き上がりは少しパラパラ状態ですが、かき回すともちもち感が出ます。炊き立てから食べる。炊き立ての美味しさがあります。1日、2日、3日とジャーの中で熟成すると、さらにもちもち感も出てきます。

●食べ方 炊き上がりから食べましょう。炊き上がりの美味しさがあります。保温ジャーの中で熟成させる時間を考えず、炊き立てを食べてよいです。確かに三日間ほどジャーに保温することでモチモチ感が出ますがそれはそれの味わいがあり、炊き立ての味わいもあります。

※腸内環境優先の食事法です。肉、卵、砂糖、乳製品を少なめに、みそ汁と野菜の惣菜の簡素な食生活が腸内環境に良いのです。

 

●食事が身体に合っているかどうかの確認、健康の確認は、毎朝のおトイレです。目覚めと同時に便意があり、トイレでスッと出て一本、二本出たら便意が消えて、お尻も拭いても汚れない。そして、臭くない便であること。大便は腸内環境の報告書、お便りです。腸内には善玉菌が広がっていること。つまり、腐敗は悪玉菌が多く、便が臭くなります。臭くないことが大切です。最新の医療の研究は腸内環境、腸内細菌身体に悪い場合は腐敗となるからで、便の臭いおならの臭いは健康のバロメーターです。さらに、大便の後の爽快さは、身体がこの食生活を続けてほしいとの回答と言ってよいでしょう。

 

作られた方のコメント、お待ちしています。

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「糠を上手に身体に摂り入れる」

正統派・長岡式酵素玄米でなく、ご家庭の炊飯器で「なんちゃっての酵素玄米」でもこの際、酵素玄米の部類と考えを変えました。この「玄米」を生活に浸透させることは大切と考えています。「重曹小豆玄米」は一般の玄米よりも食べやすく、玄米菜食は今すぐにでもできる健康法なのです。玄米食はまちがいなく、白米より優れています。胃腸が弱く玄米が難しい方は、五分づきの炊飯でも健康を維持できるでしょう玄米の3分づき、2分づき…でも良いと思います。その理由は、「糠(ぬか)」にあります。「糠(ぬか)」を身体に摂り入れて腸内環境を整えることが何よりも重要だからです。「糠」が腸内環境をつくり、様々な効用をもたらすと考えています。

医師長岡勝弥先生が発明された正統派(元祖)長岡式酵素玄米が健康志向の人々に広がり始めて数年後、酵素玄米が炊ける炊飯器をつくるメーカーも現れ、普通の炊飯器で長岡式酵素玄米をつくろうと試みた人が出てきました。正統派(元祖)長岡式酵素玄米とは、どれも似て非なるものですが、全く否定するものでもないとも思います。また、その味わいは、私がお勧めしている正統派(元祖)長岡式酵素玄米には劣るものですが、玄米を手軽に炊飯でき、一般の玄米食よりおいしいし、食べやすい、親しみやすいようです。正統派(元祖)長岡式酵素玄米をお伝えしていた私も、実際自分で作って食べてみると、カンタンにできるという点においては、認めざるえません。また、昨今の炊飯器は、どれもこれも玄米が美味しくたけるスイッチが装備されているのです。まだまだ白米の方が良いとの考えの方が圧倒的に多い中、玄米が美味しいという文化の浸透は、一種の社会改革です。健康基礎力、免疫力、自然治癒力などは食事に起因するところがほとんどです。一人でも多くの方が、健康基礎力と免疫力、自然治癒力の恩恵にあずかっていただきたい。もし、病気の多くが食事に起因していることを多くの人々が知り、玄米菜食へと少しでも変われば、社会システムも大きく変わると思います。

 

●普通の玄米よりもおいしく手軽に食べられる。

玄米は消化に悪いので、よく噛むことが求められます。噛むという作業は人間にとって大切な作業と聴きますが、一口30回~50回を噛むことはなかなかできないし、また、白米のように食べたいという方には、玄米よりも「重曹小豆玄米」はおすすめです。

 

●すぐに挑戦できる。すぐに試せる。道具は自宅の炊飯器と保温ジャーで!

正統派(元祖)長岡式酵素玄米には、専用の圧力鍋と電子ジャーが必要です。他にも口径が30センチほどのステンレスのザルとボウル、ホイッパーも必要です。道具類をそろえるだけでも予算が必要になります。さらに家族の同意も必要でしょう。お台所の広さを考えると手が出ないという方がいます。そのような方に「重曹小豆玄米」を試してみてください。

 

●正統派(元祖)長岡式酵素玄米には味は劣るものの、そんなにこだわらない、あまりこだわらない方という方に向いています。

「酵素玄米だけしか食べないという食生活は遠慮するが、こだわりなく玄米を食べたいよ…」そんな方におすすめです。正統派(元祖)長岡式酵素玄米でなくとも、玄米そのものには栄養価もあり、常食することで健康が維持されることは間違いありません。

玄米の特性を持ち、さらに酵素玄米の栄養的な要素を兼ね備えたこの重曹小豆玄米から始められても良いでしょう。

最後に一言、炊飯器酵素玄米を食してこられた方が私の講習会に参加され正統派(元祖)長岡式酵素玄米の美味しさに驚かれます。健康増進の実証例も多数あることは間違いありません。

 

■第一世代の正統派(元祖)酵素玄米と第二世代のバラエティ酵素玄米へ

1976年。長岡勝弥先生の7年間の研究の末に酵素玄米は誕生しました。そこから十数年ほどして、長岡式酵素玄米に似たご飯専用の炊飯器が製造されます。それほど、長岡式酵素玄米は健康面や美味しさにおいて魅力的なご飯だったのでしょう。そして、少しして、一般的な炊飯器でも長岡式に似たご飯が炊けると言う人までが出てきました。当時の私としては本物の長岡式酵素玄米を守らなければならないとおいう思いから長岡式酵素玄米の普及に力を注いでいたのです。今も尚、「長岡式酵素玄米こそ、最高の医食同源」と思っています。されど、この想いに響いてくださる方は少数です。というのも、費用、家族の同意…等々の理由から本物の酵素玄米をしたいと思われつつ敬遠されます。

もともと、酵素玄米の開発者の長岡勝弥先生は、「医食同源」を多くの人に広めたい一心だったに違いありません。しかし、一般の方にとっては、それが正統派だろうと亜流であろうとこだわらないものです。もし、長岡先生がおられたらなんとおっしゃるだろうかと思います。日本に玄米の素晴らしさを知ってほしい。そして、みんなが元気で明るく生きられる社会をつくること。そこに向けての貢献が医食同源、長岡式酵素健康法かと思います。

そして、これからは正統派(元祖)長岡式酵素玄米から、様々な酵素玄米が生まれてゆきます。

重そう小豆玄米

重そう黒豆玄米

重そう大豆玄米

重そう古代米玄米

重そう納豆玄米

等々、バラエティ豊かな酵素玄米をつくり、小豆バージョンに飽きたら、次のバージョンへと移るような飽きやすい人々にも対応し、また思わぬ酵素玄米が創造されても面白いかと思います。

 

■理論 <なぜ、健康になるのでしょうか>         

・牛は草食動物です。筋肉モリモリの牛は草を食べているのです。草食動物で筋肉はモリモリは牛以外でもにもたくさんいます。私たちは、痩せるとタンパク質の不足と考えがちですが、そうではないようです。腸内環境の最近がその動物に必要な酵素を生み出していると考えています。

・私たちは、学校教育の中で栄養学の初級程度を家庭科で学び、それらが先入観となっています。

タンパク質、糖質、炭水化物、ビタミン…などを学びますが、この酵素玄米は、玄米としての側面がありますので、栄養学とは良い意味でリンクしますが、むしろ腸内環境という視点の方が重視されます。

植物にとって土は大切な要素です。土の良し悪しでその「実り」が変わります。人間をはじめ動物は腸内環境により、自分自身に大切な養分を作り出します。腸内環境なのです。腸内細菌が発酵か腐敗かは、その人が何をどのように食べるかによって決定されるものです。植物にとてっての土は、人間にとてっての腸(腸内環境)。人間はその「土」を、日々の食事の好き嫌いという無自覚によってつくっているのです。それを逆手にとって、自分自身から土をつくるということを逆算するならば、玄米は有力な腸内の土となる材料なのです。

・糠(ぬか)という文字は、「米」へんに健康の「康」と書きます。ぬか漬けを美味しくつくるためには、一日一回糠(ぬか)床に手を入れてかき回すこと。糠みそは腐敗せずに熟成しつづけ、美味しい漬物を作ります。それに似て酵素玄米も、一日一回以上は、ジャーの中の酵素玄米をかき回し外の空気に触れさすことで熟成がすすみます。言うならば、食した酵素玄米の糠部分が腸内環境の善玉菌を養うことになっているようです。その善玉菌が身体にとって大切な栄養物質(酵素)をつくることになっているようです。糠(ぬか)の力を効率よく使い、体内にもっとも必要な酵素を生み出し、自らの健康に役立てることが何よりも大切です。そのために玄米菜食という簡素な食生活を提案いたします。

<最後に>

作ってみて、「美味しかった」と思われた方は、ご友人にこのレシピを届けてください。

今後どのような感染症が流行る知れません。腸内環境が整えば重症が軽症になるはず。

コロナを感染された方、コロナで病状が悪化した方は、腸内環境が乱れていたのかもしれません?

私たちの自然治癒力、免疫力は、簡素な食生活で腸内環境を整えることで防げると考えています。

また、正統派(元素)長岡式酵素玄米は、この「重曹・小豆玄米」より、さらに美味しく健康効果は期待されます。