長岡勝弥先生は生前、人生の師として仰いでいた方がおられます。それは、高橋佳子先生です。トータルライフ(TL)人間学を提唱され、今、現在、「TL経営者機構」をはじめ、医療の団体、教育者の団体、法務、福祉と様々な分野にわたり指導され、多くの方がその専門分野での道を切り開き、TL人間学を実践、実証されておられます。
長岡勝弥先生の逝去は、当時20代だった高橋佳子先生より「人生とは何か」「何のために生きるのか」ということを学んでおられました。現在の高橋佳子先生のご活躍を知れば、長岡勝弥先生の先見の明はあきらかです。
長岡勝弥先生の人生の中で、一番の業績は当然ながら「酵素玄米ご飯とそれによる健康法」の発明と発見を世に広めたということでしょう。その背景には、高橋佳子先生から人間学を学ばれていたことは確かです。私自身も高橋佳子先生を師として仰ぎ、高橋佳子先生のご活躍には、いつも驚いています。長岡勝弥先生も高橋佳子先生の行動力や開拓力に尊敬と親しみをもっておられたことでしょう。長岡勝弥先生を語るに、高橋佳子先生のご存在を抜いては考えられないのです。
では、高橋佳子先生がどのような方かということで、健康法(病気の克服という観点)と重なる部分がありますのでたくさんの著作の中から下記のご本をご紹介いたします。
『試練は、ただ苦難や困難を与えるものではない。私たちに足りない生き方、そして新たに向かうべき生き方、人生の次なるステージへと誘い、さらには私たちの心の奥に隠されていた願いを明らかにし、導いてくれさえする――。試練の中にいるあなたに、今、どうしても伝えたいメッセージ。』
この「試練」ということばを「病気」に置き換えると、病の人には朗報となるご本になるのではないでしょうか。